2017.05.18
【AndroidStudio】AndroidStudioを使ってみる
概ね好評です。
久しぶりにAndroidプログラムを触ってみようと思い
Eclipseの環境から構築しようと思い色々とやっていました。
そしたら、公式になんかへんな文章がかいてあるわけです。
Link:ADT Plugin (DEPRECATED) | Android Studio
以下Google翻訳。
Eclipse ADTプラグインは、発表ごとにサポートされなくなりました。 AndroidスタジオはAndroidの公式IDEになりました。 できるだけ早くAndroid Studioにプロジェクトを移行する必要があります。 Android Studioへの移行の詳細については、EclipseからAndroid Studioへの移行を参照してください。
ということで公式のAndroidStudioを使えということになる。
ここまで強めの文章だともうAndroidStudioを使うしか無い感じみたい。
以前、AndroidStudioを使ってみた感じだとメモリ使用量が半端なく
やたら重い感じでしたので使う気をなくしていました。
しかし上記のような状況だし久しぶりに触ってみたいと思います。
AndroidStudioの総本山は以下のところになる。
Link:Android Studio と SDK ツールをダウンロードする | Android Studio
インストーラー付きのもあるし基礎環境作りは簡単でした。
あとはAndroidSDKとかを入れるだけなのだが、そのへんは公式アプリの強みになるのか
必要なタイミングに必要なものをインストールする仕組みになっているらしく
使う人はさほど依存関係を考えなくてもいい機構になっている。
使い方的にはEclpseの改変みたいなのでEclpseを触っている人には馴染みやすい。
Eclpseで作ったプロジェクトもインポート可能で
AndroidStudio用のファイル配置になおしてくれるので便利。
・Gradleの採用
ビルドシステムはGradleを使っているらしい。
Link:Gradle Build Tool
基本的にはAntに近いのだが、Gradleはライブラリの依存関係まで解決してくれる仕組みみたい。
コマンドライン版のGradleを実行すると実感するのだが
初回のコンパイルはいきなりライブラリのダウンロードから始まります。
これにはなかなか衝撃を受けました。
なので、使い勝手はすごくいいけど扱い方を学ばないと行けない感じになる。
・コンパイルのオート化が改善
Javaについてはいつも通りなのですが
NDKの方もコンパイルがソース変更時にかかるようになってくれるようになりました。
Eclipseだとソース変更がされてなくて実行結果が違うとかがよく起きていたのだが
AndroidStudioではそのようなことはなさそう。
ファイルの変更確認もしているみたいで、外部エディタでの変更も
即座にAndroidStudio上で表示するので安心感が高いです。
・デバック関係はほぼ完璧な状況になる
まず、デバック実行押せばAndroidStudioと同期をちゃんとしてくれる形になる。
以前はソース内でデバッガ待ちとかを手動で入れたりしないと反応しなかったりと
結構不便な状況だったので
ブレークポイントやスタックトレースも多分完璧な状況になっている。
EclipseではJavaとCでスタックトレースが分断されたりして追尾できなかったが
ちゃんとどこ流れてきたのかが確認できる形になっている。
そしてブレークポイントも止まるし
だが、変数の見方が自分的はまだつかめていない。
ポインタ指定したメモリウォッチとかVisualStudioでできたことが
できれば完璧なんですけれどもね。
・ndk-buildからCMakeへ変更
一応、ndk-buildも対応してはいるのだが
サンプルや説明の流れから見る限りはCMakeを使っていくべき感じになっている。
動作的にもndk-buildがちゃんと動いているのかが不安になります。
NDKを触っているので結構大変なところになっている。
なのでCMakeを新規に勉強する手間が上乗せされてしまった感じ。
そんな感じでEclipseで気になっていた所がほぼ解消されて
綺麗にAndroidStudioにまとまった感じ。
動作的にも以前のクソ重い状況よりは改善されてやっとこ実用レベルまで来た感じ。
代替品もないのでAndroidStudioで頑張っていきましょう。
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